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  • Saito Shigeru

落ち込んでいる暇があったら反復


「自分はやはり勉強には向いていないのかもしれない。だって、この前覚えたはずのことをほとんど忘れてしまっている。一度できるようになったこともできなくなっているし」

こんな風に落ち込んでいる人は、単純に反復が足りないだけなんですよ。 物理的な回数です。 質とかではなくて、単なる回数。

落ち込んでいる暇があたら、腹が立つほどの反復を。

忘れたらまた覚える。 また忘れたらまた覚える。 それだけのことです。

ところが、多くの人は今のやり方ではダメだと思い、何か別の道を探し始める。 そして多くの人は「今より要領よく、ラクな道」を追い求める。

結局、ラクな道はないという事実を思い知る。 多くの時間とエネルギーを余分に使って。 時間とエネルギーの無駄です。

ラクな道を追い求めた報いだ、というのは酷だが。 遠回りしている時間があったら反復すればよいのに。

このようなことを教えるのも指導者の大切な仕事ですね。

要領の良い解き方、要領の良い学習法。 これを最初から教えてしまうと、自分で考えたり模索したりできない人になります。 結果、教えたはすの「要領の良い解き方」さえも身につかない。 指導は「注入」ではない、といういつもの話。

自分で手を動かし、のたうち回り、自分の足で歩いて道に迷ってみる。

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